香川県小豆島で丁寧に育てられたオリーブから生まれた小豆島産100%のエキストラバージンオリーブオイル。収穫後すぐ(24時間以内)に搾油することで、若々しい香りと、口に広がるピリッとした絶妙なスパイシーさが楽しめます。特に無濾過タイプは、まるで搾りたてのオリーブジュースのようなフレッシュな風味。普段の食卓に、特別な食卓に、小豆島の自然の恵みをお届けします。
通常の製法である「濾過」されたオイル。まろやかにも関わらずヌーヴォーならではのピリッとクセになる後味。透き通る黄金色が美しい。
敢えて濾過しない、果実のフレッシュな風味。苦味のある大人のテイスト。搾油後、6ヶ月限定でスパイシーな風味を楽しめる贅沢な一品。
通常の製法である「濾過」されたオイル。まろやかにも関わらずヌーヴォーならではのピリッとクセになる後味。透き通る黄金色が美しい。
敢えて濾過しない、果実のフレッシュな風味。苦味のある大人のテイスト。搾油後、6ヶ月限定でスパイシーな風味を楽しめる贅沢な一品。
丁寧に塩漬けされたオリーブの実は、噛むたびに広がる深い旨味とほんのりとした渋みがクセになる。前菜やおつまみにはもちろん、料理のアクセントにも活躍する自然派の味わい。
瀬戸内海に浮かぶ小豆島(しょうどしま)は、古くは「二十四の瞳」、最近では「八日目の蝉」や「からかい上手の高木さん」など映画の舞台としても何度も登場する、風光明媚な美しい島です。
日本で初めて産業用オリーブの栽培に成功して以来、「オリーブの島」としても広く知られるようになりました。
島内には、潮が引くと現れる奇跡の道「エンジェルロード」や、ギリシャ風の風車が立つ「小豆島オリーブ公園」、映画『二十四の瞳』の世界を再現した「二十四の瞳映画村」など、魅力的な観光地が点在しています。
また、長い歴史を誇る手延べそうめんや、昔からの製法に拘った木桶作りのお醤油も、小豆島ならではの味わいです。
豊かな自然とともに育まれた食文化は、島を訪れる人々を魅了してやみません。
そんな小豆島には、なんと言っても瀬戸の美しい海と輝く太陽の恵みを受けて育ったたくさんのオリーブがあるのです。
小豆島のオリーブの歴史は日本のオリーブ栽培の始まりであり、人々の情熱と努力が実を結んだ物語です。
農商務省は、明治41年(1908年)三重、香川、鹿児島の3県を指定してアメリカからオリーブの苗木を輸入し試作を始めましたが、香川県の小豆島だけが栽培に成功、大正時代の初めには搾油ができるまでになりました。
現在、小豆島は日本のオリーブ栽培面積、生産量ともにトップを誇り、「オリーブの島」として広く知られています。美しいオリーブ畑が広がり、独自のテロワール(風土や気候、土壌などの地域特性)が育むオリーブオイルは、自然環境と人々の情熱が融合した逸品です。尚、現在オリーブ関連の生産物として、オリーブ茶、オリーブ牛、オリーブ豚、オリーブ鶏、オリーブはまちなどがありますが、どれも絶品です。
2025大阪・関西万博にて展示の映像
青い海、青い空の下で、豊かな実りをたたえるオリーブ畑。そこは小豆島の土庄町伊喜末で、明治生まれの義祖父の三代松(みよまつ)が開墾し、愛情を込めて作物を育ててきた畑でした。しかし、ある年、オリーブの手入れを担っていた方々とそれを見守っていた義母が、相次いで旅立ってしまいました。
残されたのは、手つかずのオリーブ畑に植えられた、まるで主を失ったことを知らないかのようにたわわに美しい実を付けたオリーブの木々と農業の知識はゼロの素人家族。それからは、ご近所のオリーブの先生の指導を仰ぎ、家族や友人たちの温かい手を借りながら、手探りでオリーブ栽培とオイルづくりを始めました。
日本のオリーブ収穫は独特。ひとつひとつ丁寧に手で摘まれ、指の先で傷つけないよう細心の注意を払ってへたが取られたオリーブの実の中からオイルに適した実だけを選果し、収穫後24時間以内に熟練の技術で丁寧に搾油されます。そうして愛情たっぷり手間暇かけて仕上がったエキストラバージンオリーブオイルは都会に住んでいた私の人生観を全く変えてしまったのです。
寸胴に入った出来上がりオイルの蓋をカランと開けた瞬間、今まで遭遇したことのない若々しい爽快な青い香りがそこら中に漂い、口に入れるとピリピリと絶妙な刺激。あまりの幸福感に抑えされない衝動を感じ歓喜しました。このオイルにすっかり心を奪われ、「この天の恵みを捨てることはできない」という思いに取りつかれ、都会に住む者が農業の道へと進んだのでした。
失われたはずのオリーブ畑から生まれた、人生観を変える香りをもつ小豆島三代松家のジャポネオーリオ。小豆島の天の恵みと三代松の小豆島の畑への愛情と、わたしたち家族の情熱、そして支えてくれる人々の温かい想いが凝縮された、まさに奇跡の滴。特別なオーリオはパンにつけてよし、サラダにかけてよし、いつものお料理に一滴加えるだけで、豊かな風味と奥深い味わいが広がります。もちろん、クリスマスの晩餐やお正月の祝膳など特別な時にもご利用ください。
オリーブ通を唸らせる、濾過しない贅沢。搾油したてのフレッシュな味わいをそのまま閉じ込めた禁断の無濾過。一般的なオーリオと異なり、濾過せずに不純物を沈殿させた上澄みだけを瓶詰め。まるですりおろしのオリーブジュースのような、芳醇な香りとピリッとした刺激が特徴です。
実はこれ、非常に希少なオイル。なぜなら無濾過のオイルは濾過されたオイルに比べて劣化が早いため賞味期限が非常に短く、リスクが高いため生産者には敬遠されがちだからです。それでも、その魔性の香りに抗えなかった三代松家は、皆様に小豆島の最高のオーリオをお届けしたいという一念で、経営戦略的には大変危険なことを承知で無濾過にこだわりました。
昨年は、小豆島全体でオリーブの収穫量が減少。そんな中、三代松家はあえて無濾過に特化し、凝縮された風味を皆様にお届けしました。年ごとに変化する100%小豆島産エキストラバージンオリーブオイルの穫れたての味を、シーズン真っ先に自然の恵みとしてお楽しみください。
その奇跡の味わいを、1年に1度しかない穫れたての香り豊かな時期に是非お楽しみください。